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子供が生まれたので儒教について考えてみた
先日、長男が誕生しました。

予定日より1ヶ月早い出産でしたが、無事に生まれてきてくれたこと、本当にうれしく思います。
我が子の顔を見ても、抱っこをしても、父親になった実感はあるようなないような…
ただ、漠然とした責任感というか、自分の中で覚悟が決まったような感覚を持ちました。

名づけは色々と考え苦労したのですが、「仁」という字をチョイスしました。
この「仁」という字、儒教の教えにあるということだけは知っていたのですが
せっかくなので、この機会に少し調べてみることにしました。

(儒教といえば昔こんな本を読みました)
スラムダンク論語
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<仁とは>
愛情を他におよぼすこと。いつくしみ。おもいやり。

<儒教における五常とは>
孔子曰く、5つの徳を積むことが重要だそうです。
その5つの徳とは(簡単に)

①仁・・・人を思いやること、人の痛みに共感すること
②義・・・私欲にとらわれず世の為人の為に正しい行いをすること
③礼・・・謙虚な気持ちを言動をもって表すこと
④智・・・学ぶ姿勢を持つこと
⑤信・・・嘘をついたり裏切ったりせず誠実であること

この5つを守れば夫婦関係、親子関係、友人関係、その他全てが上手くいくんだそうです。

どれも人として当たり前のことなのかもしれませんが、私も含めて、当たり前にできているかというとそうではない場合が多いように思います。
「きれいごとだ」とバカにする人もいるかもしれません。

人間弱いものですから
自分がかわいい…面倒くさい…しんどいことはしたくない…嫉妬してしまう…
分かってはいても、なかなか聖人君子のようにはふるまえないものです。

それでも日々意識することで、自分が理想とすべき行動が習慣になり
少しずつでも理想像に近づいていける気はします。

特に、経営者、上司、など、リーダーになる人にとっては非常に重要な資質ではないでしょうか。
なぜなら、この5つのどれか一つでも問題があれば人がついてこないからです。
経営を行ううえで、自分一人でできることなんてたかがしれていますから、やはり優秀なメンバーをいかに集め、いかに協力を得られるかが勝負なのです。
「人間的魅力」というと途端に曖昧になってしまいますが、結局はそういうことなんだろうと思うのです。

私も約6年、サラリーマンを経験しましたが、部下は上司のことを驚くほど冷静に見て評価しているものです。
自分のことは棚に上げ、容赦なく上司に点数をつけています。

「すぐに怒鳴る」
「約束を守らない」
「業者や店員に横柄な態度をとる」
「スタッフの誕生日を覚えていない」

誤解からスタッフに不信感を持たれる場合も多いでしょうが
それも多くの場合、コミュニケーション不足が原因です。
コミュニケーションを仕組化し、先生方の「思い」を伝えてみてはいかがでしょうか。

結局、おかたい話になってしまいましたが…「~仁」、優しく誠実な男に育って欲しいと願うばかりです。
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