相談事例

開業コンサルタントの方からのご紹介で、事業計画作成から関与させていただきました。

事業計画書は融資のために作成しますが、具体的な診療時間や単価、内視鏡検査の方針も考慮した詳細な事業計画をご覧いただくことで、先生に事業の全体像をご理解いただくくこともでき、これから開業される先生の不安も幾分和らいだようでした。

融資は、先生とお繋がりのある某地方銀行と融資交渉をさせていただき、スムーズに融資枠が確保できました。

代替わりのタイミングで、自分と年の近い税理士に変更し、気軽に何でも相談できるパートナーになって欲しいとのご希望でした。
経営分析資料を材料に、クリニックの現状把握をしていただき、将来に向けた課題にも目を向けていただきました。

出資持分の評価を行い、持分をどのように計画的に移していくのか、についてもご相談に応じました。

理事長であった大先生がお亡くなりになり、理事長交代の手続き、相続税の申告、など諸々の手続きでも関与させていただきました。

スムーズな事業承継をすることができたため、前理事長亡き後も、現理事長が落ち着いて医療法人の運営に専念されています。

高齢者をターゲットとした医院作り、訪問診療への思い、将来の分院展開、などのビジョンをお聞きし「自宅から通勤可能で高齢者の多いエリア」というオーダーで、物件探しからお手伝いをさせていただきました。
いくつかテナント物件を見ていただく中で、先生の中でピンとくる物件があり、すぐさま仮押さえをし、事業計画の仕上げと融資交渉に取り掛かりました。

融資交渉は多額の住宅ローンを組まれたところだったため難航しましたが、銀行だけでなく日本政策金融公庫やノンバンクも組み合わせながら、必要資金の調達に成功しました。

先生のご希望もあり、開業までに必要となる内装会社、医療機器メーカー、社労士、ファイナンシャルプランナー、HP制作会社、内覧会会社など様々な専門家、会社様をご紹介させていただきました。

物件探しからのご依頼。
駅前の新築マンションの1階という、好立地の物件をご案内し、先生にも気に入っていただけました。
まだ前の建物が残っていて、それを取り壊すところからスタートでしたので、開業までは2年近くの期間を要しました。
ただ、準備期間が長く取れたことで、求人募集を早めにかけられたり、HPの内容をしっかりと練る時間が取れたり、他医院の見学に行く時間が取れたりと、開業にとってはメリットが大きかったと感じました。

融資交渉はご夫婦ともに歯科医師でいらっしゃったため、比較的スムーズに進みました。
ただ、先生方は普段遠方にいらっしゃるため、たびたび来阪いただくことが難しい状況でした。
なので先生方には30分間の銀行面接に一度お越しいただくだけで済むように、事前の資料提出や根回しは弊所でさせていただきました。

年間売上が1億に迫ってきているが、顧問税理士からは医療法人化の提案がないため、セカンドオピニオンを聞きたいとのご相談でした。
過去3年分の確定申告書、直近の試算表、ご親族の情報、などの資料をお預かりし、医療法人化のシミュレーションを行いました。

医療法人化のメリット、デメリットを説明し、慎重に判断してもらい、医療法人化を希望されたので医療法人設立手続もお手伝いをさせていただきました。